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家造りの記録とOMソーラーシステムの経過報告
by f_umi
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和室の柱

和室の柱_e0128359_7431082.jpg小上がりの小さな和室。ここには、やはり小さな仏壇を構える。和風的なイメージは少ないと感じているこの家の、この部分を締めるのがこの柱。「面皮柱」と呼ぶそうな。丸い木材を四角柱の状態にするため、四方を平らに削っていき、四隅のRの部分は残す。この角の部分は、もともとの木材の真っ直ぐ度合いに応じて、不揃いのRが形成される(という感じ?)、いかにも和風を表現する木材です。我々には分不相応(?)なほどに。

この写真では2Fに届かんばかりの長さですが、実際に使用する長さは1F部分、しかも小上がりの和室なので、もっと短い。つまり、この長さの中の「オイシイところ」を使うということらしい。贅沢な材で、全くもって分不相応感が募ります。
和室の柱_e0128359_744194.jpg
さらに先述の通り、角のRが一定でないということは、その柱に接する建具の敷居などを、その不揃いのRに応じて加工する、ということで、材も贅沢なら、大工さんの腕も要求されてしまう、ということで、さらに分不相応・・・くどいな。

最近は、こういった腕を振るえる職人さんも少なくなっているとか。さすがは田中工務店さんの一流大工陣、と感じ入ってしまったのが、右がほぼ仕上がりの画像。さすがデス、H大工。
# by f_umi | 2008-01-24 09:00 | おうち

お狐サンからコメントきたよ

お狐サンからコメントきたよ_e0128359_749511.jpg
年頭のエントリーで「王子稲荷の狐の行列」に触れましたが、そのお狐さんからコメントをいただきました :-)
こちらも楽しませていただきました。もちろん、また参加したいです。こんどは狐のお面と和服でね。
ちなみに行列本部のある装束稲荷神社では、甘酒が振る舞われ、お参りをすると、こんな素敵な縁起物もいただけます。
お狐サンからコメントきたよ_e0128359_7544446.jpg

王子・狐の行列【2008公式ホームページ】はコチラ

そして、王子稲荷の狐の行列の詳しい資料のページもご教示くださいました。
広重の「王子装束ゑの木大晦日之狐火」が描かれる200年も前に描かれていたとは・・・伝承は想像以上に古かったのですね。

# by f_umi | 2008-01-23 16:30 | おでかけ

トイレの奥の、秘密のダクト

トイレの奥の、秘密のダクト_e0128359_7572275.jpg本来、デットスペースだったはずの階段下・トイレの奥に、ナゾのダクトが・・・。
OMは、基本的に太陽熱で「あっためる」ことを得意としているシステム。寒さに弱い我が家としては、特定の部屋だけが暖かい状況より、室内全体がほの暖かいことのほうがありがたいと考えています。
ただ、近年の夏場の暑さには、ほとほと閉口。以前の古い家の頃は、断熱などという気の利いた考え方が乏しく、「夏暑く、冬寒い」の典型で、日中コンピュータフル稼働で仕事をしていて、熱暴走したことも多々。
だから仕事部屋の空調は仕方ないと覚悟はしているのですが、できるだけエアコンに頼らない生活ができるにこしたことはありません。
そんな折に、田中さんから提案をされた魅力的なお話が「基礎コンクリートの冷たさを利用した採涼システム」。
要は、夏場でも多少ヒンヤリとした基礎コンクリート部分に外気を循環させ、少しでも涼を得ようというもの。OMシステム自体、夏の夜間の放射冷却で冷えた外気を取り込むという働きがありますが、北側日陰の外気を強制的にファンで取り込み、床下循環させちゃおう、ということのようです。
外気を取り込むにあたって、水やら虫やら、よからぬモノが入ったりする弊害も懸念したのですが、それには及ばないとのこと。それ以上に、常に空気を循環させておくことは、床下換気にもよい方向に働くハズ、ということでお願いすることになりました。
OMの暖かさを記録する、という日課に、夏場のヒンヤリ感を検証する、という楽しみも。冬も夏もパッシブでイケるか・・・楽しみな試みです。
# by f_umi | 2008-01-22 19:10 | おうち

寂しい出来事

寂しい出来事_e0128359_815939.jpgムーンライダーズの鈴木慶一が「宇宙からの物体X」というユニット名義で出したアルバム【SCIENCE FICTION】。
1976年のLP盤で、少数ながらCD化されたものをYahoo Auctionsで入手したものだ。(かなりのレア盤でずいぶんと値段が張りましたが、06年には紙ジャケット仕様で再発売された。それも通常の価格で。マッテレバヨカッタ)
収録曲のうち、第1曲目のタイトルは「HAL9000」。映画「2001年宇宙の旅」の、あのコンピュータへのオマージュだ。
76年当時ならではの“ピコピコ"なSF風S.E.もたまらないが、このCDをオークションでオトした家人2号の目的の多くは、実はジャケット。
どこかで目にしたことはないでしょうか。鴨沢祐仁さんのイラストです。

寂しい出来事_e0128359_825960.jpg少しとわかりにくいとしたら、次のコミックのカヴァーはいかがでしょう。
【クシー君の夜の散歩】は85年の作品。家人2号お気に入りのイラストで、この本もずっと大切に持っていたもの。
家人1号はコミックスこそ集めなかったけれど、クシー君のアーガイルセーター・スタイルなんかにだいぶ毒された口でした。結婚する前からマイナーな線で共通の趣味があったことになりますね。

その鴨沢祐仁さんが亡くなったというニュースが飛び込んできました。
詳細は不明ですが、寂しいことです。
ご冥福をお祈りします。
# by f_umi | 2008-01-21 21:55 | 雑記

きゃっと・うぉーく

きゃっと・うぉーく_e0128359_89743.jpg寝室からワークスペースへと視線を巡らせると、相似形の窓で切り取られた空間ががつながっていて、きれい。
間の空間は1Fリビングの吹き抜け部分。この左側窓に沿って、キャット・ウォークが渡される。
人のためというより、何しろ高いところが好きなネコなので、田中工務店さんK+Yアトリエさんからのヒアリング段階から、お願いしていた要素です。
南側からの採光の部分に架かるものですから、あまりに存在感を主張しすぎてもウルサイとう配慮もあるのでしょうが、ここの梁はスリムで違和感を覚えないような造りになっているようです。
まだ、踏み板部分や手すりは煮詰めていただいている状態ですが、手すりをどう納めるのか、踏み板をどのように付けるのか手の内はたくさんありそうです。「踏み板はスノコ状」「手すりはスリムに」などという超・漠然とした我々の希望を、どう料理していただけるか、期待。

きゃっと・うぉーく_e0128359_893137.jpgこのキャットウォークへの出入りは、ゼータクにも猫専用のトビラを付けます。
ここでも施主側の超・漠然とした要望は健在。「猫の通り道のアナの上辺から、蝶番で板(ドア)をぶら下げて、押してくぐる」って、自分達がやる日曜大工じゃないんだから :-p 
検討していただいた結果、市販品を加工して使うことに。

先日、現場にはそのトビラ部分が到着していた様子。パッケージに描かれた、ネコ扉のイラストはO森画伯の手になるものかな??
# by f_umi | 2008-01-20 18:28 | おうち